プライベートリンク for AWSのユースケース


この記事は Amazon Web Services Advent Calendar 2016 25日目のエントリです。

16日目にAWS Direct Connectでまさかのあそこと繋がったという記事を書いて、さくらインターネットとAWSが閉域網接続されたという発表をサービス化前なのにしましたw。その後もクローズドテスターを募集してまして(今でも募集中!)、とある勉強会でも宣伝したりしたんですが、やはり「どういうお金のかかり方するのかがわからないと怖くて手が出せない」「具体的な利用ケースを提示してくれた方が検討しやすい」というアドバイスをいただきましてこのエントリを書いている次第です。

サービスにかかる費用

閉域網接続を実現するためにかかる費用をざっと書き出してみるとこんな感じです。

1.さくらインターネット~外部への接続点の維持費用

→これはハイブリッド接続というサービスメニューになっているのでその料金に準じますという感じになります。ただしクローズドβの時点でテスターの方からこの部分の費用をいただくかは都度ご相談になります。

2.さくらインターネット(TY4)~AWS(TY2)間のメトロコネクト費用とTY2のポート料金、接続用の機器費用

→これは本サービス化の際に価格検討する話なのでクローズドβではとりあえずいいんじゃないかな?

3.AWSの転送量課金

→ここも本サービス化の際に価格検討する話なのでクローズドβではとりあえずいいんじゃないかな?

というわけで、たぶんもらうとしてもハイブリッド接続の費用くらいになるんじゃないかな?というクローズドβですが、正確なところは是非気軽にご相談いただければと思います。

利用ケース

これは私が元々ネットワークエンジニアなので、システムとして具体的に!っていうとなかなか厳しいものがあるんですが、それぞれのメリットから考えていきましょう。
AWSはアウトバウンドトラフィックに転送量課金がかかります。
さくらのクラウドはサーバやネットワークリソースに料金が含まれているので、実質定額制です。

なので、インターネット上に大量にトラフィック吐く部分はさくらのクラウドでやった方が安くなります。一方でAWSはマネージドサービスが充実しているので、自力で実装・運用が難しいミドルウェアをマネージドサービスを使って解決させるというのが可能になります。さくらのクラウド+Auroraなんて使い方とかどうですかね。まぁさくらも負けじとデータベースアプライアンス作っておりますが!

あとはクローズドβでは考慮不要としていたDirect Connectの転送量課金ですが、AWSに入る分はお金がかかりませんが、AWSから出て行く部分にお金がかかります。なのでサイズの大きいデータは極力さくらのクラウドに置いておき、基幹DBみたいなものをAWSに置く、というようなことになりそうです。

是非ともこういう話はオープンにみなさんと議論してみたいところです。